【レポート】『そして、バトンは渡された』主演・永野芽郁が学生限定試写会にサプライズ登壇!学生たちに温かいエール送る

そして、バトンは渡された

瀬尾まいこ原作の本屋大賞受賞作を映画化した『そして、バトンは渡された』(10月29日(金)公開)の学生限定サプライズ登壇試写会イベントに、主演の永野芽郁が登壇した。

『そして、バトンは渡された』
学生限定サプライズ登壇試写会イベント 概要

日時:10月20日(水) 19:10~ ※上映後イベント 
登壇者(敬称略):永野芽郁
場所:スペースFS汐留

本作の公開に先駆け、今回開催されたのは高校生と大学生100名を集めた学生限定試写会。本編が進むにつれて会場では鼻をすする音が響き渡り、終了後も涙を流している学生たちが多く見られるなど感動が冷めやらぬ中、突如、優子の義理の父親・森宮役を演じた田中圭からのスペシャルメッセージがスクリーンに流れ、ざわつく観客たち。スケジュールの都合で会場に向かうことができなかった田中からの一言かと思いきや、「僕の代わりに娘の優子ちゃんに行ってもらおうと思います!それでは早速呼んでみましょう!優子ちゃん~よろしく~!」の呼び込みに合わせ、永野が「は~い!」と姿を現すと会場はパニック状態に。思いもよらぬサプライズ登場に感激し、さらに涙が止まらない学生の姿も見られた。

改めて、永野から「森宮優子を演じました、永野芽郁です。実は私も一緒に観てたんです!すすり泣いている声が聞こえたり、久々に皆さんの声を直接聞けた気がして、すごく嬉しかったです!初めて完成した作品を観たときはドキドキして冷静な気持ちで観れなかったんですけど、今日は改めて撮影のことを振り返りながら観ることができました。前回のジャパンプレミアの時は、登壇した後に上映だったので、上映後の皆さんの反応を観るのが初めてで、何か届くものがあったのかなと思うと嬉しいです。」と挨拶すると、会場からは大きな拍手が巻き起こった。

今回、集まっている学生たちと同様、女子高生・優子役を演じた永野だが、「自分の卒業式のときはピアノ経験がなかったので、伴奏者にも立候補できなかったし、学生の時からピアノを弾けていたらもっと楽しかったなと思います。『旅立ちの日に』を中学の卒業式で歌っているんですけど、友達が弾いているのを見ていたし、今回自分が弾いてみて、『あの子すごかったんだな!』と改めて思いました。」と、優子と自身の学生時代を照らし合わせながら振り返った。

また、今回初共演となった父親・森宮役の田中について、永野は「とにかく寝癖がひどい!(笑)芸術レベルなんで、寝癖写真展を開いてほしいです。『ちょっと寝癖ついてますよ!』ってぐらいじゃなくて、『どうやって寝られてたんですか…?』という会話を毎朝していました(笑)他には意外とおっちょこちょいでお茶目ですね!あれだけかっこよくて、何でもできて、世の女性は『田中圭大好き!』って感じだと思うんですけど、俺が俺がって感じはしてないし、ふざけて良く分からない嘘つくし、人を和ませる力が凄くある方だなと思います。」と、マル秘エピソードを暴露した。

そして、バトンは渡された

また今回、学生から永野への質問コーナーで直接会話を交わす機会が設けられた。「とても感動する作品で、卒業式のシーンでは特に涙が出ました。印象に残っているシーンはどこですか?」と聞かれると、永野は「卒業式のシーンは初めてのピアノとお芝居を両立しないといけなかったので苦戦していたんですけど、だからこそ印象に残っています。」と振り返った。

続いて、「学生のうちにやっておいてよかったなと思うことは?」と聞かれると、永野は「私が学生の時に、周りの大人から、『学生時代のうちに勉強は絶対しておいたほうがいい!今しておくべきだ!』と言われて、めんどくさいなって思ってたんですけど、社会人になって初めて勉強できる時間って貴重だったんだなと気づきました。でも全て勉強っていうのも大変なので、授業の半分くらいを目標に、勉強も頑張ったらいいのかなと思います!」とコメント。

そして、学生たちが頑張っていることに対し、永野がエールを送る場面では「つい寝る時間が遅くなり、授業中も眠ってしまいます。」という女の子に対し、「それはね、頑張るしかない!私は仕事上、時間が決まっていないので、早く起きて夜遅くなったりすることもあるんですけど、慣れました。眠れないときは、寝よう寝ようと思わないで、寝ないことです。次の日はきっと早く眠たくなるので、そこから早起きのリズムを身につけます。早寝早起き、頑張ってください!」と早寝早起きのコツと合わせて応援した。

また、イベントには夢を追いかける学生も多く、優子や早瀬くん(岡田健史)と同じくピアノに打ち込む女子高生もいた。「プロのピアニストになるために、音大受験を目指して頑張っています。物語も私と重なる部分があって、胸に刺さりました。」と答え、「すごーい!私は三ヶ月の練習でここまでしか上達できなかったんですけど、ピアノを練習してみて、改めてピアノの大変さを知りました。プロのピアニストを目指すために練習も沢山していて、本当に凄いと思います。頑張ってください!」という永野の温かいエールに、思わず涙を流すひと幕も。

「来年から保育士の専門学校に行くんですけど、しっかり卒業できるか、単位が取れるか心配です。」と将来の不安を抱く女子高生には、「保育士になった友人がいて、大変なときもあるけど、本当に毎日子供がかわいくて、頑張って良かったって言っていました。頑張りは報われると思います。体調には気を付けて、頑張ってください!」と、熱いメッセージを贈った。

最後に、永野から観客へ向けて、「本当はあと四時間ぐらい話したいです!(笑)この映画を観て、最初に感想を聞けたのが皆さんでした。一年前の撮影から無事に映画が公開できるという喜び、改めてこの作品を届けられて、自分たちが作った作品で感動してもらえたのが嬉しいです。大切な人に、この作品についてお話してほしいです。」と直接ファンからの温かい声を聞いた想いを述べ、イベントは終了した。

そして、バトンは渡された

ストーリー
血の繋がらない親に育てられ、4回も苗字が変わった森宮優子。わけあって料理上手な義理の父親、森宮さんと二人暮らし。今は卒業式に向けピアノを猛特訓中。将来のこと恋のこと友達のこと、うまくいかないことばかり…。高校を卒業した優子は、森宮さんに結婚を反対され、かつての親巡りの旅に出ることに―。一方、夫を何度も変えて自由奔放に生きる魔性の女・梨花。泣き虫な娘のみぃたんには愛情を注ぎ共に暮らしていたのだが、ある日突然、娘・みぃたんを残して姿を消してしまう―。
やがて、全く違う2つの物語が交差するとき、驚きとともに、感動が訪れる。

作品タイトル:『そして、バトンは渡された』
出演:永野芽郁 田中圭 岡田健史 稲垣来泉 朝比奈彩 安藤裕子 戸田菜穂 木野花
石原さとみ / 大森南朋 市村正親
監督:前田哲
脚本:橋本裕志
原作:瀬尾まいこ『そして、バトンは渡された』(文春文庫刊)
音楽:富貴晴美
インスパイアソング:SHE’S「Chained」ユニバーサル ミュージック
配給:ワーナー・ブラザース映画

公式サイト:soshitebaton-movie.jp
公式Twitter:@baton_movie
公式Instagram:@baton_movie
#そしてバトンは渡された

コピーライト:(c)2021 映画「そして、バトンは渡された」製作委員会

10月29日(金)全国ロードショー

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