カテゴリ:編集長コラム

2013年7月16日(火) | 編集長コラム

祇園囃子に誘われて

三連休、皆さんはいかが過ごされましたでしょうか?


私は家族で祇園祭の宵々山に行ってきました。

夕立もあり、京都独特の蒸し暑さは少し緩和されつつも、流石に人、人、人。

混雑時のベビーカーって迷惑だろうな…と思いつつも1歳児を連れてのお出かけには必須!

肩身の狭い思いをしつつ歩きました。

やはり、子連れでのお出かけは空いているお昼間に決行した方が良さそうです。

祇園囃子の鐘の音に微かな涼を感じつつ、夕闇に浮かぶ提灯を眺めると、

なんだか少しほっこりするので、来年も出かけてしまうんでしょうね。

山鉾にはそれぞれ故事に纏わる謂れがあり、御神体がかかげられています。

友人から八幡山の鳩笛が子供の夜泣き封に効くと聞き買い求めました。

効果のほどは分かりませんが、少しでも改善されればと願っています。

2009年7月 9日(木) | 編集長コラム

【編集長】NHK教育テレビに中村ユキさんが出演されます!

本日9日(木)、NHK教育テレビで、
『この人と福祉を語ろう』(20:00〜20:30)に、
夫婦三昧”の中村ユキさんが出演されます!

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■放送日時:2009年7月9日(木) 20:00〜20:30
■放送局:NHK教育

■この人と福祉を語ろう 
 統合失調症の母とともに −漫画家・中村ユキさん−

※再放送は、2009年7月16日(木)です。
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以前、編集部ブログでも紹介させていただきましたが、
昨年11月に発売されたコミックエッセイ、
『わが家の母はビョーキです』を主題に、
中村さんのインタビューと作品が放映されます。

この本は、中村さんのお母様が患われた、
「統合失調症」という病の症状と、
世間一般に蔓延る偏見と誤解、病への取り組みを、
明るいタッチのマンガで描かれています。
本当に、、、言葉では言い尽くせないほど、
見事に解り易く、優しく描かれた秀作です。

作品の内容は病をテーマにしたものですが、
読まれた方は、テーマそのものよりも、
彼女の勇気と明るさに驚き、肉親への愛の深さに、
感動すら覚えたのではないでしょうか。

彼女が何のために、この本を描いたのか、
なぜ、この本が彼女の手から生まれる必要があったのか、
今まさに、点と点が結ばれた、そのような思いで見つめています。
簡単な言葉で軽々しく言うことではありませんが、
彼女を見ていると、人の持つ宿命や縁を感じずにはいられません。
心の源を曇らせず、真っ直ぐに信じることの大切さ、
人は幸せになるために生まれてきたのだということを、
あらためて教えてもらった気がします。
読み終えた後、一読者として激しく胸を打たれました。

今や、6万部突破(進行中です!)の大ベストセラーです。
それほどに、求めらている、必要とされている本なのです。

この本との出会いで、
少しでも精神を患ってる方への理解、
ご家族への支えと、気持ちを汲み取ってくれる方が
増えることを心から願います。

今日は、中村さんのファンの皆さんをはじめ、
作品をご覧になっていらっしゃらない方も、
作品とは別の、作家としての彼女の魅力とパワーを
存分に知っていただける機会です。

皆さん、是非、是非、ご覧になってください!
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