吉岡里帆と水上恒司がW主演を務める映画『九龍ジェネリックロマンス』と、本作の主題歌Kroi「HAZE」のコラボPVが公開された。

眉月じゅんの漫画「九龍ジェネリックロマンス」(集英社/ヤングジャンプ連載)が、アニメ化に続き実写映画化。過去の記憶がない鯨井令子と誰にも明かせない過去をもつ工藤発の恋。2人の距離が近づくほど深まっていく謎。その真相にたどり着く時、2人は究極の選択を迫られるー。
本作の舞台となる、かつて香港に存在した美しくも妖しい街“九龍城砦”。その風景を再現するため、狭く雑多な路地裏の商店など、誰もがなぜか懐かしさを感じるような古い街並みを残す台湾にて真夏のロケを敢行。ノスタルジーに溢れる世界で、切ないミステリーと極上のラブロマンスが描かれる。

鯨井令子役には吉岡里帆、工藤発役を水上恒司が演じる。また、巨大製薬会社の社長・蛇沼みゆき役に竜星涼、喫茶店・金魚茶館の店員タオ・グエン役に栁俊太郎、靴屋の店主で令子の親友になる楊明役に乃木坂46の梅澤美波、九龍のあらゆる店でアルバイトをしている小黒役に花瀬琴音、蛇沼と行動を共にし、九龍の街を調べるユウロン役にフィガロ・ツェンらが集結。

この度解禁されたコラボPVでは、映画で描かれる切なさを巧みにすくい取ったノスタルジー溢れる映像に、「HAZE」のメロディーが交わり、“懐かしさ”の滲む九龍を感じさせるPVとなっている。
ブラウン管のTVから流れる映像には、工藤と、彼の婚約者であった鯨井Bが親密そうに肩を寄せ合う写真が映し出され、過去という名の決して抱き寄せることのできない“HAZE (もや)”の存在を予感させる。
九龍で“過去”と対峙する令子と工藤の、甘くもどこか切なさを感じさせる映像とともに、そんな中見つけた、工藤と自分と瓜二つの姿をした鯨井Bの写真。近づくほどに、二人の間に厚く濃い“もや”が立ちこめていく様子が描かれる。
過去と現在が交錯する魅惑的な舞台“九龍”を、「路地裏」や「からみあう電線」、「褪せた壁」など叙景的な歌詞で描き出したKroiの「HAZE」が、本作の切なくも美しいミステリーラブロマンスを垣間見せる映像を淡く包み込んだPVとなっている。
『九龍ジェネリックロマンス』
出演:吉岡里帆 水上恒司 栁俊太郎 梅澤美波(乃木坂46) 曾少宗(フィガロ・ツェン) 花瀬琴音 諏訪太朗 三島ゆたか サヘル・ローズ 関口メンディー 山中崇 嶋田久作 竜星涼
原作:眉月じゅん「九龍ジェネリックロマンス」(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載)
監督:池田千尋
脚本:和田清人 池田千尋
音楽:小山絵里奈
主題歌:Kroi「HAZE」(IRORI Records / PONY CANYON INC.)
制作プロダクション:ROBOT
制作協力:さざなみ
配給:バンダイナムコフィルムワークス
(C)眉月じゅん/集英社・映画「九龍ジェネリックロマンス」製作委員会
https://kowloongr.jp/
2025年8月29日(金)公開