「ゲーム・オブ・スローンズ」ヴァリス役のコンリース・ヒル出演最新作『サンドラの小さな家』場面写真&コメント到着!

サンドラの小さな家

「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズ(11~19)で狡猾な諜報機関のトップ・ヴァリス役で人気を博したコンリース・ヒル出演の最新作『サンドラの小さな家』が4月2日(金)より公開となる。

『マンマ・ミーア!』の名匠フィリダ・ロイドが監督、脚本・主演をアイルランドの新星クレア・ダンが務める本作は、ダブリンを舞台に、住まいを失った若い母親サンドラと2人の娘たちが、隣人たちと助け合いながら自らの手で小さな家を建てる物語。

ヒルが演じる建築業者のエイドは家族と仕事を愛する平凡な中年男性。サンドラからの自力で家を建てることに協力して欲しいとの唐突な願い出を一度は断るが、ダウン症をもつ息子のフランシスに背中を押され手伝うことを決意する。

北アイルランド出身でローレンス・オリヴィエ賞を受賞、トニー賞にもノミネート経験がある実力派俳優のヒルについて、本作のプロデューサー エド・ギニーは「アイルランド最高の俳優の1人。彼の出演は必ず実現させたかった」と、そのキャスティング理由を語っている。

ヒルはこの役について「『サンドラの小さな家』は「ゲーム・オブ・スローンズ」より規模はずっと小さいけれど、内容は同じくらい濃い作品だ。ヴァリスのように怖くもなく、みんなの敵でもない中年男性を演じるのは楽しく新鮮だったよ」と振り返る。

家作りのリーダーとして活躍するエイドを演じるにあたり、ショベルカーの操縦も学んだというヒルは「ちゃんと勉強しないと手慣れているように見えないからね。ウィックローヒルズでショベルカーを運転するのは最高だったよ。何か作る気になったかって?まあ、家は無理だけど東屋くらいは建てられるかな(笑)」と笑みを浮かべた。

また、脚本・主演を務めたクレア・ダンについて「クレアはセットの中で脚本家ぶった態度を取ることはなく、とても謙虚で演技に集中していた。ロイド監督との信頼関係が厚く、この仕事を愛している。ずっと出ずっぱりで大変だったと思うよ。心の底から感心した」とその素顔を語った。

ダンは「コンリースは想像を超えた即興ができる素晴らしい役者です。私は映画の経験があまりないので撮影中に悩む瞬間がありました。でも彼は私にいつもアドバイスをしてくれて、彼の存在がとても励みになりました」と劇中の役柄同様、ヒルに支えられた現場であったことを明かしている。

実力派スタッフとキャストが、クレア・ダンという新たな才能をバックアップして完成した感動作『サンドラの小さな家』は4月2日(金)日本公開。

サンドラの小さな家
サンドラの小さな家

ストーリー
シングルマザーのサンドラ(クレア・ダン)は、2人の幼い子どもたちと共に、虐待をする夫のもとから逃げ出すが、公営住宅には長い順番待ち、ホテルでの仮住まいの生活から抜け出せない。ある日、娘との会話から小さな家を自分で建てるというアイデアを思いつく。サンドラはインターネットでセルフビルドの設計図を見つけ、清掃人として働いている家のペギー(ハリエット・ウォルター)、建設業者のエイド(コンリース・ヒル)など、思いがけない人々の協力を得て、家の建設に取り掛かる。しかし、束縛の強い元夫の妨害にあい…。サンドラは自分の人生を再建することができるのだろうか?

作品タイトル:『サンドラの小さな家』
出演:クレア・ダン、ハリエット・ウォルター(『つぐない』、「ザ・クラウン」)、コンリース・ヒル(「ゲーム・オブ・スローンズ」)
監督:フィリダ・ロイド(『マンマ・ミーア!』、『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』)
共同脚本:クレア・ダン、マルコム・キャンベル(『リチャードの秘密』)
2020年/アイルランド・イギリス/英語/97min/スコープ/カラー/5.1ch/原題:herself/日本語字幕:髙内朝子
提供:ニューセレクト、アスミック・エース、ロングライド
配給:ロングライド

公式サイト:https://longride.jp/herself/
コピーライト:(C)Element Pictures, Herself Film Productions, Fís Eireann/Screen Ireland, British Broadcasting Corporation, The British Film Institute 2020

4月2日(金) 新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開

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