『聖なる犯罪者』聖人か?悪人か?元犯罪者が司祭になりすました実在の事件からうまれた衝撃作!予告編&場面写真到着

聖なる犯罪者

元犯罪者が司祭になりすました実在の事件を基に、聖と悪の境目とは一体何なのかを観る者に鋭く問いかける―
第92回アカデミー賞国際長編映画賞にノミネート作『聖なる犯罪者』が2021年1月15日(金)より日本公開となる

この度、解禁された予告編では、冒頭で少年院に服役中のダニエルの姿が捉えられる。少年院で敬虔なカトリック教徒となったダニエルは、牧師に「神の元で働きたい」と頼み込むが、「前科者は聖職に就けない」と告げられる。やがて仮釈放となり、少年院を出たダニエルが向かった先は、小さな田舎町だった。そこで、たまたま教会に寄ったダニエルが、どこから入手したのか、牧師の洋服を見せたことから、本物と間違われ、その教会に迎え入れられるまでが描かれる。その町では、少し前に凄惨な自動車事故が起き、多数の人々が亡くなったばかりだった。傷が癒えぬ人々が告解に訪れるが、そのセリフや手順を、スマートフォンで盗み見しながら答える様子や、教会のミサで人々の前で説教を説く姿などが映し出される。やがて人々の信頼を勝ち得ていくダニエルだったが、かつての少年院の仲間が現れることで事態は思わぬ方向に転がり出す…。

予告編では、本作についてのコメントとして、ショーン・ベイカー監督(『フロリダ・プロジェクト』)が「大胆で、面白く、情け容赦ない映画。」と、エドガー・ライト監督(『ベイビー・ドライバー』)が「とんでもない映画だ!生々しい現実を、スリル満点に描いている。」と驚嘆した賛辞を送っている。最後は「目の前にある事実を信じるな―」という本作のキャッチコピーと共に、牧師姿のダニエルの善とも悪ともつかない印象的な表情が捉えられ、予告編は終わっている。

少年院出身のダニエルと司祭トマシュという真逆の人物像を息もつかせぬ緊張感をもって演じきったのは、弱冠28歳のバルトシュ・ビィエレニア。本作では第55回シカゴ国際映画祭、第30回ストックホルム映画祭にて主演男優賞受賞を受賞し、第70回ベルリン国際映画祭では若手俳優に与えられる2020ヨーロピアン・シューティングスターにも選出された。監督はNetflixにて配信中の最新作『ヘイター』(20)も話題のヤン・コマサ。今ポーランド映画界を牽引する気鋭監督と若手俳優による渾身の衝撃作がいよいよ日本上陸となる。

聖なる犯罪者
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作品タイトル:『聖なる犯罪者』
出演:バルトシュ・ビィエレニア、エリーザ・リチェムブル、アレクサンドラ・コニェチュナ、トマシュ・ジィェンテク
監督:ヤン・コマサ
2019年/ポーランド=フランス合作/ポーランド語/115分/R18/5.1ch デジタル/スコープサイズ
原題:Boże Ciało 英題:Corpus Christi
字幕翻訳:小山美穂 字幕監修:水谷江里
後援:ポーランド広報文化センター
配給:ハーク

公式サイト:hark3.com/seinaru-hanzaisha
コピーライト:(C) 2019 Aurum Film Bodzak Hickinbotham SPJ.- WFSWalter Film Studio Sp.z o.o.- Wojewódzki Dom Kultury W Rzeszowie – ITI Neovision S.A.- Les Contes Modernes

2021年1月15日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開

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