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2012年7月30日(月) | アメリカ生活 | シカゴ紀行

日本の夏を想う

暑い暑いと言っていたら、もう7月も終わり、月日の流れの速さって恐ろしい~ シカゴにしては異常な高気温の中、日本の夏を想う。

土曜日はHO ETSU TAIKO(法悦太鼓)のコンサートへシカゴ大学内のホールへいった。日系アメリカ人の若者が本格的な太鼓を披露してくれる。先日のJapan Day Festivalでパトちゃんが大ファンになってしまい、ドナさんと3人で聞きにいく事にした。

HANABIと題されたそのコンサートは太鼓の迫力と日本特有のリズムで観客を魅了。私も、それこそ「どこでもドア」で日本に行ってきたような夢心地。今回は「永田社中」というカナダのグループと共演、サクラメントからKristy Oshiroさんがゲスト出演。Liveで聞くと音が心に響く。本当に日本のお祭りで花火を見ているような感じがした。キンチョーの蚊取り線香が香ってきそうな感じとでも表現してみよたいような気がする。Youtubeで検索すると、あった、あった!

→ HO ETSU TAIKO コンサート

→ 永田社中コンサート 

ここまで本格的な伝統音楽を維持するのに、日系アメリカ人のメンバーの人達の努力に感激。シカゴ流に進化しつつ、文化は伝承されていく。 

→ Introduction: Ho Etsu Taiko 

とにかく、とっても元気になれるコンサートやった。なにより、パトちゃんが太鼓を大好きになってくれた事が嬉しかった。

 

実はシカゴ大へ行く事があったら、絶対に行ってみたいところがあった。彫刻家ヘンリー・ムーアの野外彫刻「Nuclear Energy(原子エネルギー)」。観光コースに組み込まれているらしく、私が写真を撮っているあいだも、ガイドに連れられた団体が、3つも通った。

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さりげなく人が通っているけど、ここは歴史上初めて臨界に達した原子炉「シカゴ・パイル1号」がつくられた場所。

昔大学のフットボール競技場(Stagg Field)の観客席下にあったスカッシュコートに極秘裏に建設が進められていたらしい。

 

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 敵国に先を超されまいと焦ったアメリカは、亡命ユダヤ人を中心に研究をかさね、原子爆弾材料のプルトニウム生成に成功。(マンハッタン計画)

そしてそのプルトニウムは、長崎に投下された原爆に利用された。 

 

 

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 見る角度によって表情を変えるこの彫刻は「人類が手にした破滅にも平和にもなり得る強大な力」を表現しているのだと言う 。

上部が「骸骨」にも「原爆のきのこ雲」にも見える。

1965年に、シカゴ・パイル1号は米国指定歴史建造物に指定され、この彫刻は1967年に置かれた。

最初、シカゴにこんな場所があると知ったときはショックやった。考えてみれば、原爆がアメリカのどこかで開発されたのは、知り尽くされた事実やのに、無知な私は、それがシカゴやったと知らんかったし、自分の住んでる場所で・・・と思うと認めたくなかった。

福島の事故以来、原子力に対していろんな考え方があるけど、私はこの彫刻の前で、少ない脳みそで考えるというよりは、心でいろんな事を感じたいと思った。(難しすぎて、とうてい私にはわからへんというのもあるねんけど、苦笑) 自己満足なんやけど、わからへんなりに、日本人として、何かを考えたり感じたいというのもあり、一度来てみたかった。

関連Wikipedia

→ シカゴ・パイル1号 

→ マンハッタン計画 

→Nuclear Energy (Henry Moore) 

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