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2009年1月23日(金) | アメリカ生活 | 音楽・美術・本・映画

時代を切り開く人達

20日はオバマ氏の就任式やった。まだ自宅療養中だったので朝8:30から夕方3:30までの特別報道番組を見た・・・ってず~っと見ていたわけではなく、体に障らない程度の家事をしながら見た

←一応主婦なのさ

アメリカの大統領って、国民が直接選挙で選ぶから日本の総理大臣とはぜんぜん盛り上がり方が違う。政治への参加意識が違うというか、迫力ある。

オバマ氏、やっぱり熱意が伝わるわ!応援せずにはいられない。がんばって!・・・・・っていうか、どないかして。就任式があったにもかかわらずダウ・ジョーンズは下がるし、円高は進むし、前途多難。「どないかして」っていうような他人任せじゃなくて「私もみんなもがんばる」じゃないとアカンのよね。何していいかわからんけど、しかも私って、ここでは選挙権もない外国人やけど、なんかしたいと思う。住んでるからには、他人事じゃないからね、この不況・・・

アフリカ系アメリカ人初の・・・って何でも言われるので、これからが大変。でもこれが当たり前のように「今度の大統領はアフリカ系アメリカ人です。」ってさらっと言われる時代になるのだろう。同じように日系アメリカ人の大統領とか、ヒスパニック系の大統領も出てくるだろうか?その前に女性の大統領だろうか?オバマ氏は就任演説の中で「米国の多様性(オバマ氏はpatchwork heritageと表現)は弱みではなく強みだ」と述べている。いろいろ困難はあっても可能性の大きい国やなあと改めて思った。楽しみである。

なんでも時代を切り開くって困難きわまりない。最近見た映画「Iron Jawed Angels(2004年製作)」は女性の選挙権獲得に向けてひたすら訴え続ける女性達の物語。

iron.JPG 拷問にも負けず、ハンガーストライキを続けた彼女達。

私は20歳になったら当たり前のように選挙権をもらって、そしてそれを無駄にしてきたのだが(大きな声じゃあ、言えないけど)女性が選挙権を得たのは1920年の事。実はまだ100年もたってないねんね~

→ Iron Jawed Angels  

やはり時代を切り開く人達の並々ならない血と汗があって今日があるねんね。

もう一つ見た映画は、「The Duchess」2008年9月公開。キーラ・ナイトレイ主演。ヒロインのデボンシャー公爵夫人ジョージアナ・スペンサーは故ダイアナ妃の祖先。幸せな家庭を創ろうとするのに夫は彼女に男子を産ませる事しか興味を示さない。愛のない結婚生活・・・この映画は「時代を切り開く」のではなくて、自分の運命を静かに受け入れ、強く生きる女性の物語だと思う。

duchess.jpg                             

 「成金趣味」と言われても、私はキラキラと豪華で優雅なヨーロッパの貴族社会を描いた映画が大好きや。

アラフォーな女は、みんな大なり小なり「ベル薔薇」の影響でこういうものが好きやと思う←私の周りだけって?

とにかく美しい映像なので、米国での評価も高かった。

 

→ The Duchess Official Site 予告編映像見れる! 

 

 ちょっと話が映画の方へ行ってしまったけど、新しい時代が幸運なものでありますように・・・って祈ってばかりじゃあなくて、私も何かしないとね。

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