苗を植えてから2回ほど肥料をあげた後、面倒になってそのまま放置していたナス
しかし・・・意外にも豊作
今年はナスは買わずにすんでいる
「人は、人を浴びて 人になる」 心の病にかかった 精神科医の 人生をつないでくれた 12の出会い 夏苅郁子著(ライフサイエンス出版)
夏苅先生の新刊を手に取り、もくじを開いたら・・・
私のことが書かれている章があり、読む前から非常にドキドキさせられた。
でも、読み始めると物語に引き込まれ、ドキドキは次第におさまり、ただ泣けてしかたがなかった。
自分の想いと重なる部分や体験が非常に多すぎて、色々な感情が心に沸き上ががり、改めて自問自答してみようと思う箇所に、付箋をはったら付箋だらけになってしまった
同じような体験をしたけれど、正反対の行動をとった場面や、全然違う捉え方をしているのに最終的には同じ結論を見いだしていたり。色々と興味深い。
ほかの「子ども」たちは、この本を読んでどう感じるだろうか・・・。
夏苅先生はこれまで私が出会った人の中で、最も印象の落差が激しい人である。
消え入りそうなたたずまいと、蚊の鳴くような声の第一印象を、もう想像できないほど、今では明るく上を向いてハキハキと元気で輝いている
先生が人生を楽しめていることが、自分のことのように嬉しい。
「私を回復に導いたのは、「薬」ではなく「人」だった。
「人は、人を浴びて 人になる」
「回復に締め切りはありません」を自ら示してくれた、夏苅先生の「人薬」(と「時間薬」)について書かれたこの本を是非多くの方に読んでいただけると嬉しい
さいごに・・・
「ユキさんのお母さんが亡くなられて3ヶ月ほどたった頃、私は地元、静岡・焼津の障害者授産施設で作られた
大きなトートバックをユキさんへ送った。バックの全面には、今にも跳ね出しそうなカツオの絵があった。
「ユキさん!長い間ごくろうさん・・・これからのユキさんの人生が、誰かに縛られず、伸び伸びとしたものでありますように・・・」
そんな願いを込めて。(145ページより引用)
母が亡くなった後に贈られたトートバックの話が出てきた所では
本来は感動するような内容なのに、タキさんとのやりとりを思い出して思わずフいてしまった。(ゴメン、夏苅先生)
「そんな願いが、あの鰹にこめられていたとは・・・!」
当時、大きな鰹が書かれたバックを見て、「美味しそう」と言った
タキさんに「うわ~!鰹だよ!一本釣りだよ!タキさんの実家の高知も鰹(が有名)だから、鰹のバックくれたのかな?」なんて、話していたのだ。
先生の想いとは全然違う方向で、主人と盛り上がっていたけれど
インパクトのある鰹のイラストに大笑いして、私は哀しみの中でも「笑える」自分が嬉しかった。そして、母が亡くなったら「天涯孤独」だと思って生きてきたけれど、気にかけてくれる人がいることが嬉しかった。
夏苅先生、ありがとう鰹のバック、これからも大切にします
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この数日なぜか突然「怖い話」がマイブームになってしまい、稲川淳二さんの話を何本も聞いている。
何が怖いって、稲川さんの発する擬音
「カッポカッポカッポカッポ…下駄の音がするわけだ」
「ずりっ・・ずりっ・・ずりっ・・ずりっ・・・ギギギギギギ~」
映像が頭の中に浮かぶような音を出すので、背中がゾクゾクしてしまう。
リアルな音に感心して、自分も一緒に擬音を出す練習をしながら聞く。
このしゃべり方をマスターできたら、友だちに受けそうだ
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朝夕涼しくなってきて、秋の気配を感じる今日この頃
突然やる気が出たので、17時頃から裏庭の草刈りでもしようかと思ったら
ブゥンとでっかい牛アブがやってきて、私の周りを徘徊して離れてくれないので草刈りは断念することに
アブにブヨにスズメバチ。刺す気満々で近づいてくる虫が怖い
自然と野生の生き物を前にすると、人間なんてちっぽけだと思わずにはいられない。逆らわずに予定変更が吉
夕方から顔をだすヤモリたち。晩ご飯の準備をしながら彼らの食事風景を見るのが楽しみのひとつでもある。
牛アブで怖い思いをしたので、穏やかなヤモリを鑑賞して癒されたい
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「ぼくは社会不安障害」を読んだ。
社会不安障害とは「あがり症」「対人恐怖症」に近い症状が表れることが特徴の「不安障害」という精神疾患の一種とのこと。
例えばこんな症状があるそうだ。
「会議や発表の何日も前から不安でずっと緊張しつづけている」
「人がいるところで電話をとるのが怖くて、電話に出られない」
「人前で文字を書けない」「人と食事をするときに極度に緊張する」
たったこれだけの例を見ても、日常生活がとても大変そう。
こういった精神的な不安感に加えて、ひどい場合には
動悸、めまい、震え、声がでない、吐き気、腹痛、パニック発作などの身体症状まで出ることも。
伊藤さんの体験談から、社会不安障害がどんな病気で、生活する中でどんな困難が生じるのか知る事ができた。
そして、インフォームドコンセントがきちんとされなかったことや、救急車で運ばれた時に精神科の患者ということで「たらい回し」にされたことなど、精神科医療の問題にまつわるエピソードも多く描写されていたので、自身の体験と照らし合わせながら読めた。
母が総合病院のICUにいた時に、「もしリハビリが必要になっても、こういった精神科の患者さんを受け入れてくれる普通のリハビリ可能な医療機関は99.9%ありません」と主治医に言われて、頭が真っ白になったことを思い出した。
救急車を呼ぶ際の注意点として、「救急隊には状況のみを説明し精神科の患者であることは最初に言わず、病院が決まってから伝える」
「マンガでわかる!統合失調症」にも、85ページの追加情報にこの点を加えている。
病名は違えども、直面する問題は重なることも多く参考になった。
(お知らせ)夏苅郁子先生の新刊が8月21日にライフサイエンス出版より刊行されます。前作とは違った視点から書かれたものとのこと。楽しみです
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