月別アーカイブ: 10月 2016

1月の「アレ?」

カメラをのぞき込む目の前の男性が、見づらそうにしていたので思わず聞いてしまった。

私「もしかして、見えにくいですか?」

彼「えぇ、見にくくなってきて・・・」

彼は私と同じ歳なので、思わず突っ込んだ話をしてしまう。

私「じつは、私も今年に入ってから、近くのモノが霞むようになって・・・原稿描く時にやりずらくて、さすがにこの歳(43歳)で老眼って、同級生より早いんちゃうかと少し悩んでいたんですよね・・・」

彼「そう!僕も今年に入ってから、アレ?って!1月の話。」

私「私も、そう!今年の1月に入ってアレ?って!!」

二人とも目を酷使する職種なせいかもしれないけれど、こんな話題で盛り上がってしまった

そしたら、横で聞いていたタキさんが、

タキ「7年後はもっとスゴイよ」

・・・とニヤリと呟いた。少しずつ、加齢を実感する今日この頃である。

img_7466「マンガでわかる!統合失調症」。気づかれない方もいらっしゃるので・・・・書いちゃいますが、本のカバーもはずして見てね

 

50年間の勘違い

車から流れる景色を見ていてタキさんがつぶやいた。

タキ「アノ看板、書き間違ってる!!」

私「?・・・どの看板?」

タキ「黒和牛だって!(笑)」

私「え?どこが間違ってるの?」

タキ「だから、黒和牛だって! 黒和牛なのに」

私「ぷっはー 黒和牛であってるつーの 黒和牛って、なんやねん、ソレ」

タキ「!!」

どうやら黒部という地域の和牛だと50年間思っていたらしい。今日もわろた

「ぼくは強迫性障害」

img_7439「ぼくは強迫性障害」筒美遼次郎・著 彩図社 630円+税     10月17日刊行 

表紙のイラストを描かせて頂いた本です。

みなさんは強迫性障害という精神疾患をご存じですか?

私は統合失調症の勉強をする中で強迫性障害のことも知ったのですが・・・

強迫性障害のよく知られる症状には、

「手が汚れている感じがして、ずっと洗い続けてしまう」
「鍵をかけたか心配になって、何度も確認し続けてしまう」

こういったものがあります。

私自身も「鍵閉め」や「火の始末」なんかでは、不安になって何回も確認することもしばしばなので、こういった症状は、「潔癖症」「神経質」「完璧主義」な「性格」の問題とも思われてしまうかもしれませんね

しかし、一日中手を洗い続けたり、鍵の確認を続けたために結局出かけることができなかったり、日常生活に支障がでてきてしまうのが、強迫性障害なのです。

この本では著者の筒美さんを困らせた強迫行為の数々や、当事者としてどのように生きづらさを克服していったかが書かれています。

精神疾患はとても個人差が大きいので、あくまで1例なのですが、こういった他の方の体験を知ることは自分の生きづらさをどう克服するのかのヒントが得られますので、みなさん是非読んで見てくださいね

間一髪

昨夜、風呂場で足を滑らせて、間一髪頭を打たずにすんだ

でも全身で受け身を取ったので、力を入れた箇所に打撲の症状が・・・。軽く腰の痛みが今日も残っていてブルーだ ヒヤリハッとな転け方は今年は2回目。慌てて動いての事なので、もっと落ち着いて動かねばならないと反省している。

みなさんも、転けないように気をつけてくださいね

img_7411ある晩の夜空。月が神秘的でしばらく見上げていた。

 

 

冬支度

朝夕すっかり冷え込むので、コタツとストーブを出しました。タキさんが出勤した後、試しにコタツをつけてみたところ・・・うっかり寝てしまい目覚めたら1時間半が過ぎていました コタツ、恐るべし

img_7459タキさんのお弁当。今日は豚肉のショウガ焼き。

 

完成!「マンガでわかる!統合失調症 家族の対応編」

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今年に入ってからずっと構成をしてきたマンガがようやく完成しました!

「マンガでわかる!統合失調症 家族の対応編」(原案・監修 高森信子/マンガ・構成 中村ユキ)日本評論社 1400円+税 10月31日刊行

この本は1989年から地域の作業所や保健所のデイケア、家族会などで当事者やご家族のためのSST(ソーシャル・スキルズ・トレーニング/社会生活技能訓練)でリーダーとして30年近くも活動してくださっている高森信子先生の「統合失調症の方の回復を高める接し方」についてをわかりやすくマンガで構成しなおしたものです。

統合失調症でよく聞かれる症状に「幻聴」というものがありますが、もし幻聴が聞こえている家族に「隣の住人が私の悪口を言っているの!」と言われたら、あなたならどのように答えるでしょうか。

私の家庭では・・・

「そんなことないよ。隣の人は悪口なんか言ってない。」
「それはね、病気の症状で幻聴っていうんだよ」
「大丈夫だから。」

こんなふうに答えていました。聞こえる怖い(嫌な内容の)声が、現実ではないことを教えて、安心させてあげるための言葉です。
でも、この返答の内容が、母と家族の「ボタンのかけ違い」のはじまりだったのです。

・・・では、どのように答えたらよかったのでしょうか・・・。

統合失調症の教科書では、家族の接し方について「高EE」に注意するように、とよく書かれています。
EEとは、「感情表出尺度」のことで、患者に対する感情を尺度化したものです。批判・敵意・心配のしすぎの感情が高い場合を「高EE」その逆を「低EE]といい、「高EE」で接するほど再発率が高いことがわかっています。

私は「高EE」という言葉を知ってからは、なるべくそれに注意するようになったのですが、毎日の母とのやりとりの中で、この抽象的なアドバイスでは、具体的にどのように答えたらよいのかわからないこともしばしばでした。

その点、高森先生のコミュニケーション術は、具体的でとてもわかりやすいのです。
私は統合失調症という病に巻きこまれ、ギクシャクしてしまった母娘関係を改善するのに、高森先生のコミュニケーション術にとても助けられました。そういった自身の体験と実感から、高森先生のお話をマンガにしたいと考えていたのですが、それがようやく実現しました。

blog

「病気に関する(精神医療保健福祉全般の)知識」と「接し方」は、当事者の回復をよりよくするために家族が知っておくべき2つのこととして、「対の車輪」と表現されることがあります。片方だけでは、うまく進めないということです。

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「マンガでわかる!統合失調症」は「病気に関する知識」の本ですが、第2弾の「マンガでわかる!統合失調症 家族の対応編」は「接し方」の本です。これで、ようやく対の車輪がそろったと、とても嬉しい気持ちです。

この2冊の本がみなさまの病気の回復とご家族の笑顔の役にたちますように・・・と願いを込めて。

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「家族が知りたい 統合失調症への対応Q&A」「心病む人のための高森流コミュニケーションQ&A」こちらもオススメです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タキさんに吹いた!

晩ご飯での会話・・・

タキ「いや-!この手帳、本当に使いやすい

ちゅま「うん、うん私も気に入って、もう10年以上同じものを使っているよ」

タキ「細かい所に気がつく手帳だよね

ちゅま「そうそう、ちょっとした事で使いやすくなるのよね

タキ「う~んタナカ最高タナカ、素敵タナカ、エライ

ちゅま「・・・いやそれ、タカハシだから

タキ「!!」

この後、しばらく笑いが止まらなくなった私です。

img_7443晩ご飯はシメジと鶏肉と枝豆の炊き込みご飯、アボガドのサラダ、冷や奴、お味噌汁、デザートは柿と冷凍葡萄大粒の葡萄、冷凍するとシャーベットみたいになって美味です。

明礬温泉

img_7415別府明礬温泉 湯の里に立ち寄った。藁葺きがなんとも情緒的で素敵

img_7420これが湯ノ花だって

土産屋さんで購入して早速お風呂に入れてみたら、乳白色で天然の温泉臭濃い乳白色の温泉に入りたくて、3つも袋を投入してしまったが、なかなかよい感じでした。

img_7414有名な岡本屋さんの温泉プリンは甘すぎず、カラメルの苦さが美味

 

視線の先には…

家の周りをぶらっと歩きフと立ち止まったら、なんとなく見られている感じ。

視線の先を探してみると…

img_7407いました!

img_7409蛇ちゃん黒色化したアオダイショウでしょうか。「家の中には入ってこないでね」と言っておいたけれど…。もし侵入してきたら、また捕獲せねばいけないわ~

無事に入稿!

先日、「マンガでわかる!統合失調症 ~家族の対応編~」の入稿が無事に終わった。

ギリギリまで監修の高森先生と担当編集者の森さんと校正作業をした。

この9ヶ月、マンガの構成もセリフの校正も何回修正したかわからないくらい手を加えて、制作途中では気持ち的にしんどい時期もあったけれど、無事に入稿できて本当に嬉しいあとは、本のできあがりを待つばかり

高森信子先生の「統合失調症の方の回復を高める接し方」は、私自身が母との関係性を改善する上でとても助けられたコミュニケーション術だ。

「統合失調症の家族との接し方」とうたってはいるけれど、夫婦関係に親子関係、友人関係をよりよくするためのヒントが沢山つまったコミュニケーション術なので、たくさんの人に知っていただきたいと思っている。

 

(癒しのひと時鳥とのふれあい)

img_7394豆苗を食べようとしているクーちゃん

img_7395水浴びしているスモモさん