気が付けばもう8月。「暑(熱?)~い!!」という言葉が出ない日(瞬間?)がない昨今、皆さまいかがお過ごしでしょうか。日々慌ただしく動き続ける世の情勢に置いていかれないよう右往左往の毎日ですが、おかげさまでユキタキとも何とか大きく崩れることなく過ごしております。しかし暑い…
さて
タキは(相変わらず)映画が好き。何やかやでなかなかレンタル店に足を運べないので、昔買ったDVDを引っ張り出しては懐かしく鑑賞しています。しかしDVDやらCDやらって、ちゃんと管理してないと10年経たず手垢でくすんでカビてしまうのね…(×_×;) そんなセリフはおろかカメラアングルまで暗記するほど何度も観ている映画をあらためて流しているうちに、自身の視点と言うか「感情移入」のポイントが以前と違ってきていることに気付きました。
かつて(ってか若い頃)は主役の派手な立ち回りに一喜一憂。「老害バディうっざ、足引っ張んなよ!(←ゴメンナサイ)」などと偉そうに思っていたのが、いつしか「年齢なんて関係ないよ、バディがんばれ!」に。増えた皺と減った髪、弛んだ頬とお腹で息切れをこらえて走る前世紀アクションスターの姿に「過去の栄光にすがって見苦しい(←ゴメンナサイ2)」ではなく「そうだ、まだまだこれからだよ!」。そしてセリフもないような端役の退場になぜか…涙。なるほど、歳をとるというのはこういう心境の変化も指すのだな、と今さら妙に得心です。銀幕の向こう側、憧れ夢見たヒーロー・ヒロイン達。時が止まった彼らの年齢を軽〜く二回りは超えてしまった「時の砂」を止められない傍観者の感傷、哀愁…自己投影?いや、重ねた年輪が醸し出す「味わい」でしょうか(苦笑)。
「ロ○キー」一作目より「同 ザ・フ○イナル」に、「ダーテ○ハリー」より「クライ・マ○チ○」に、「強さと勇気」より「弱さと思いやり」に、心が震わされっぱなしなアラフィフタキの独り言でした。
あらためて、昔読んだ小説やマンガも読み返してみたくなりました。