「わが家の母はビョーキです3」

IMG_8901今年に入ってから「わが家の母はビョーキです3」の執筆を始めている。

これまでの連絡ノートや看護ノートを読み返すと、事細かに記録してあるので当時のことが色鮮やかに思い出され目頭が熱くなる。母が毎日つけていた日記をめくったら、私とタキさんのコトばかり書かれていて、数ページ読んだらそれ以上読み進められなくなってしまった。

思い出巡りをしていると、感情がジェットコースターにのって喜怒哀楽というレールの上をグルグル回り続けているような状況で、毎日ドッと疲れている。 しんどい作業だけれど、母の最期と自分の人生をしっかりと見つめ直すことで、「母と統合失調症と私の人生」に、一区切りつくような気がしている。

夏苅郁子先生が、『語ることは治療(回復)になる』とおっしゃっていたけれど、きっと、私の「一区切りつくような」という感覚は、リカバリーの階段のひとつなのかもしれない。

描き上げることができたら、母との思い出は心に焼き付けて、遺品をすべて処分しようと考えている。私自身の持ち物も、これからの人生に必要がないと思う物は全て処分して・・・シンプルな自分になりたい。

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ルピシアの可愛い紅茶で息抜きしています

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オヤツは自家製スコーンにマヌカハニーをスプーン1さじ