日別アーカイブ: 2015年9月17日

「統合失調症のひろば」6号 本日発売

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「統合失調症のひろば」6号 日本評論社から本日発売です。(1520円+税)

今号の特集は 特集①「慢性化」を再考する 特集②日本人にとっての幸せとは  ですが…私がまず一番にみなさんに読んでいただきたい記事は、なんといっても巻頭インタビュー!!

「盗聴器探しから医療へつなげる」 総合探偵社・フォーチュン広島の重川亮さんの記事。

統合失調症の症状のひとつに、「見張られているような感覚」があるため患者さんは「盗聴器(やカメラ)がしかけられているので探して欲しい」と探偵社のドアを叩くことも多いそうです。

数年前のことですが、家族会でこんな話を耳にしました。「統合失調症者をカモにするリストがあるみたい」「ありもしない盗聴器や盗撮カメラを探した請求代金で数十万、探偵社からとられたんだって。気をつけてね」。

内輪で聞いていたそんな話を、探偵業社の立場から垣間見ることができました。 また、探偵社と統合失調症の関わりや、精神医療関係者ではない第3者の立場での介入について とても興味深い内容でした。精神医療関連の書籍ではあまり語られてこなかった内容なので、是非とも多くの方に読んでいただきたいです。

他の記事も読み応えありで、マーカー片手に熟読します。
みなさんも是非、手に取ってみてくださいネ。