日別アーカイブ: 2016年3月4日

早朝の電話…

今日は不思議な感覚で一日が始まった。

早朝、電話がなったので、
「こんな朝早くに誰?」と思って、コールを聞いていたら、

「お母ちゃんから、お電話です」。

そう電話機のアナウンスが入って、驚いて飛び起きたら、夢だった。あまりにリアルに感じられたので、夢だったことに驚きながら、フと目覚ましがわりの携帯を手にとったら電池が切れていて、しかも!起床時刻より15分過ぎていたので、また驚かされた次第

寝坊した私を、母が起こしてくれたようだ。

しかし、母が亡くなって以来、夢で会うのは今回で2度目。

…一昨年の夏だったろうか?
「ユキのピーマン、全部枯らしてやる!」という母の声に「なにを~!!」と怒りモード全開で怒鳴って目が覚めたのが一度目だ
「母に会えなくて寂しい」…なんて、日常主人にもらしているくせに、嫌な事を言われたらちゃんと腹が立つという現実に苦笑させられた。

…そう、どんなに愛しくても、ケンカして怒ったり、顔も見たくないと思う日があったり…それが家族だと、懐かしく母を想った。

今回は、優しい気持ちになる、夢での逢瀬。そして、改めて考えさせられた。
「母との電話」は、現在の私の人生観に影響を与えた出来事だ。

生前母の声を聞いたのは、電話が最期になった。
退院の2日前のその日、神戸で人に会う約束をしていた私は、ひと言ふた言話したあと 「続きは2日後に家でしよう」といって電話を切った。

それが最期になるとは知らずに…。

突然その人が、もしくは自分がこの世からいなくなるっていう事を思い知らされた出来事で、それ以降、
「ひとと会うときは、これが最期だという気持ちで、その人との時間を大切にしよう」そして「笑顔で別れよう」…そう意識するようになった。

今月は、大切な人に会える機会が沢山ある。
短い時間だけれど、しっかり顔を見て、相手との交流を楽しみたい。

IMG_6678.JPG最近のお弁当。オカズがマンネリ化している