「ちょっと、こんな遅くにどこに行くの?」
深夜0時過ぎにコッソリ家から抜け出そうとする母を、玄関先で捕まえて声をかけた私。
「…なんか、お腹が減っちゃって」
近くのコンビニまで、何か食べるものを買いに行こうとしたらしい。
「カレーがあるから、温めてあげるよ。もう遅いんだからそうしなよ」
「…うん。」
母は温めたカレーを美味しそうに食べて、寝た。
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今日の朝方みた、夢の内容だ。
夢に母が出てくることは、ほとんどないので珍しい。
しかも、母と話したリアルな感覚が起きても残っていたので妙な気分。久しぶりに母に会ったよう気持ちになった。
「統合失調症のひろば」2018年春号 特集テーマは「居場所がない!?」日本評論社より3月28日刊行です。