月別アーカイブ: 5月 2015

パセリとオレガノ

花壇に植えてあったパセリとオレガノが、育ちまくってえらいことになっていたので スッキリと剪定してみた。

ボウルに2盛り!山ほど収穫したパセリとオレガノは、オリーブオイルとニンニク、塩胡椒を加えてペースト状にして保存してみた。パセリとオレガノのペーストは初めて作ったけれど、なかなか重宝しそうな感じである。

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IMG_5166.JPG鮮やかな緑色! 空気に触れると変色するので、上にオリーブオイルを注いだ(^_^) 

水菜の種採り

IMG_5157.JPG放置して育ちきった水菜が、良い具合に乾燥してきたので 種をとることにした。

庭先でボンヤリ遠くを見ながらの作業。

種の中に小さな白いイモムシがいて、よけるのがけっこう大変だった。

IMG_5159.JPG500円玉が入るポチ袋に、2袋分の量が採れた。

冷蔵庫の野菜室にしばらく保管したあと、 またこの種で場所を変えて水菜を育ててみるつもりだ。 

IMG_5162.JPG(今日のお弁当)トマトソースを練り込んだハンバーグとジャガイモとそら豆とソーセージ炒め、卵焼き、小松菜と油揚の炒め物

手づくりは楽しい!

「手づくりのすすめ」自然食通信編集部 宮代一義著の中で 「生産の場と生活の場が切り離され、身近な物の成り立ちさえ見えなくなった都会」という文章をみつけ、 思わずドキッとさせられた。

「身近な物の成り立ちがわからない自分自身」のことを言われたような気がしたからだ。 今はパソコンで検索をかけるとすぐに情報が出てくるけれど、 画面を見て知識を得た、理解した気になっても、実際にやってみると難しいことが圧倒的に多い。

子どもの頃預けられていた母の実家は、自給自足のような生活をしていた。味噌やしょうゆを手作りしていた祖母や、人付き合いは苦手だったけれど 野菜作りはとても上手だった祖父を思い浮かべて、色々教えてもらっておけば、一緒に作業できていれば良かったなと 40歳を超えた今考えている。

いなか暮らしを始めて、今は生産者が身近になって、物がどうやって作られるのか教えてもらえている。とてもありがたいことだ。

少しずつ、いろいろと自分で作れるようになったら素敵だと思う。

(今日の手作り・ローストピーナツ)ピーナツの苗と掘り起こしたピーナツを頂いた。茹でピーナツも美味しいけれど、やっぱり香ばしい方が好きなので
陰干しで数日乾燥させた後、殻をむいてオーブンで焼いたら、お店で売っているのに近い出来映えに! 美味しくて完食しちゃったので、今から収穫が待ち遠しい

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お弁当作り

タキさんの出勤にあわせて、最近では目覚まし時計がなくても6時前に目が覚めるようになった。

6時からお弁当作りと、朝ご飯作りを始めるのだが、 自然乾燥させておいた食器を片付けたり、ちょっとした雑務をしていると あっという間に数分たってしまう。朝の家事は分単位での戦いだ。

お弁当の素材は、前もって作って冷凍するようになったので 調理はそれらをフライパンにのせるだけ。10分ですむ。

お弁当用で重宝している冷凍オカズは…

メンチカツ、ハンバーグ、肉巻き、豚肉の味噌&ショウガ醤油漬け コロッケ。野菜なんかも、色々な切り方をして冷凍しておくと、急ぎの調理に非常に便利。

料理で一番手間なのは、素材の下ごしらえと切る作業だ。時間のあるとき、料理モードの時にまとめてやっておくと、物ぐさな日も本当に助かる。

電子レンジを使わずに戻せる冷凍オカズのレパートリーを、今後も増やしたいと考えている。

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クーちゃん帰宅

IMG_5145a.jpg今日はクーちゃんのお迎えに行ってきた。

術後の様子はどうかと心配して行ったら、お腹に大きな傷があるのに、いたって平気そうにしていた。食欲は旺盛だし、糞も正常。元気よく鳴くので一安心。

これから2週間、水に薬と栄養剤を混ぜた物を与え、次回傷の経過を医師にチェックしてもらうことになった。

自宅に戻り、自分の小屋に入ったとたん、リラックスしたのか羽繕いをはじめたが

「あ~!!嘴で傷にさわるんじゃねぇ!!」

見ていてハラハラさせられる。

「わ~!!逆さにぶら下がって傷が開いたらどうするよ!」

放鳥して欲しいとアピールのために、バッサバッサと翼を拡げるわ、大騒ぎしだしたので、私の心臓もバックバク(>_<)

もう少し傷口がキレイになるまでは、小さなケージに入れておくことにした。

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順調

今日、クーちゃんがお世話になっている病院から電話があった。

術後順調に回復しているそうで、もう退院して良いとの知らせ。ホッと一息ついて、タキさんに報告のメールを入れた。

電話の後すぐに病院に飛んで行きたい気持ちになったけれど…

わが家から最寄り駅までは車で4、50分。そこから電車でおよそ2時間。乗り継ぎが悪かったら、最悪3時間以上も病院までかかるので、今日のお迎えは諦めた。クーちゃんが疲れてもいけないから、移動ルートをきちんと調べて計画的に動きたい。

タキさんが会社だと、駅までも行けないので、今回ほど自分が車を運転できない事を呪ったことはない。ペーパードライバーを早く脱出せねばならないと本気で思った。

クーちゃんに早く会いたいな。

クーちゃんのその後

クーちゃんの手術が先日無事に終わった。 子宮外妊娠していて、卵管の外になんと卵(剤?)が3、4つあったそうだ。

こんな状態でよく元気そうにしていたと驚いた。もっと早く異変をキャッチして 病院につれてきてあげていたらと反省するばかり。

術後の経過は今のところ順調なようで、餌も食べているとのこと。 病院までかなり遠いので、体調が安定するまでは入院することになっている。

早く元気になって戻って来て欲しい。

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卵管摘出術

オカメインコのクーちゃん。

ここしばらくお腹が大きいので、卵を産むかと様子見していたけれど まったく産みそうにない。

食欲も旺盛だし、キレイな糞もしっかり出ているけれど どう考えてもお腹が大きい。 セキセイのポポがお腹の腫瘍でお星様になったので、嫌な不安が過ぎってしまった。   

万が一を考えて、鳥の手術ができる病院に行った。

触診でお腹に何かある事がわかり、レントゲンを撮ったら卵が2つ。 1つはぐしゃっとしたような形で、正常な卵ではない模様。

先生が指で圧迫して卵の一部は出してくれたものの、 お腹の微妙な場所に卵(材?)が残っているので、開腹手術をすることになった。 卵管畜卵材症という症状らしい。

小鳥の手術は5~10%命の危険があるそうだ。 でも、放置したら、だんだんお腹が苦しくなって衰弱死する可能性が高いらしい。 迷いに迷ったけれど、夫婦で話合って手術を受けることにした。

手術は明日。

今日は一日気持ちが落ち着かなくて、朝からずっと動き回っていた。 退院した後、清潔なケージに戻ってもらうため、半日かけて鳥小屋を洗い煮沸消毒した。

空っぽのケージが寂しい。クーちゃん、早く帰ってきて欲しい。 どうか無事に手術が成功しますように。

 

「精神科医の診察能力・態度・コミュニケーション能力についての アンケート」に関して(その2)

夏苅先生のアンケートの挨拶文の中に 「たくさんある選択肢から精神科を選んだ心ある皆さんですので」と書かれているのを読み 色々考えていた。

まず想い出したエピソードは…

「あんたのせいで、こんな苦しい思いをしている!!なんてことしてくれたんだ!!」

母の希望で薬を調整した時に、体調が悪くなり(おそらく離脱症状)母が主治医に言ったという言葉。 母からこの話を聞いた際に「医師も大変だ。先生申し訳ない」と心底思った。

なぜなら、私も一緒に何回もプラス・マイナス色々な可能性があることについても しっかり説明を受け、母親が納得して治療に入ったからだ。 マイナス面を重視した私が「やめといたら?」と提案したとき、母は「それでも、やってみる」と自ら選んだ選択だった。

  「あんたのせいで」って、どの口がいうか!と娘として恥ずかしかった。 そして…苦しい時には、いろんな経緯も頭からふっとんで、相手を罵倒することもあるのだなぁと考えさせられた。 母はその後、体調が落ち着いた時に「八つ当たりのように、悪い事を言ってしまった」と医師に謝り、「不条理な文句を母が言ったそうで、本当に申し訳ないです」私も一緒に謝った。

「いいんですよ。わかってますから。気にしないでください。」と医師。

思わず目頭が熱くなったのは、申し訳なさと、感謝と自分自身を重ねて。

症状のせいで不信になり、突然罵倒されることを、家族として長年経験してきた。 わかっていても、シンドイと思うことがある。

精神科では患者が感情的に不安定だったり、受け止めかたに「歪み」が生じていたり 「幻聴」「妄想」から人間不信に陥っている場合など、様々なケースがあるため、対応には繊細さが求められ 不条理に批判される場合もある現場だ。仕事だからって割り切れない事も人間だからあると思う。

精神科は「医師の数が他診療科の3分の1で良い」「看護師については3分の2」といった「精神科特例」のせいで常に人手不足。 本来なら「脳」と一緒に「心」も治療する精神科は、ていねいに「人」が関わらねばならない分、人員は他診療科よりも多くしなければならないはずだけど。 制度的な不完全さが目立つ精神医療の現場は過酷だと感じる場面も多い。

「先生の身体が心配だ」 「倒れたりしないかしら」 「先生の様子が気になるから、今日は頑張って診察受けにきた」

過労気味の主治医を心配して、待合室で患者たちが話している場面に出くわしたことがある。 「患者さんたちと、良い関係を築いている医師なんだなぁ」と思いながら聞いていた。

「精神科医の診察能力・態度・コミュニケーション能力についての アンケート」  

前回のブログでは、医師にされて嫌だった想い出について触れたが、 アンケートには「こうされて嫌だった」「不安に思った」などのネガティブ視点だけでなく 「されて嬉しかったこと」などのポジティブ視点も回答できるといいと感じている。

 

「精神科医の診察能力・態度・コミュニケーション能力についてのアンケート」ご協力のお願い

みなさんは、精神科の診察室で、医師に緊張することなく本音を伝える事ができていますか?

母は主治医がたくさん変わりましたが、私が緊張せず妙な気遣いをせずに話せたのは、振り返ってみると2人の主治医だけでした。

「症状を伝えると、薬が増えるから言えない」。かつて母が言った言葉。

  「この薬を試してみたいんですけど…」

副作用が酷く症状も落ち着かないため、必死に調べて相談してみると「素人が何いってんだ?」というような 空気を感じる眼差しをむけられて、萎縮して次の言葉が出てこなかったことも。

もちろん、直接そのような言葉を言われたわけではありませんので 、今思うと医師がこの時何を思っていたのかは、わからないのです。ただ、威圧感を感じたのは確かで、私のなかでは医師からのパワーハラスメントの体験となっています。

「主治医に対等に物言える雰囲気があるか?」

再度問い直せば、精神科以外でも上記のような場面を経験してきましたが 治療に終わりが見えない精神科では、「今だけなんとかやり過ごせばいい」と思えない長期に続く不安感がありました。

明日の診察で医師の気分を損ねないような言い回しでどのように伝えるか、前日にシナリオを書き ダイレクトに1回で伝えれば良いのに、診察3回でようやくひとつの相談を伝えるという事もありました。

家族会で講師の精神科医に、主治医に言えない相談をされる人がたくさんいて、私だけではないのだと知りました。 当事者の竹内さんが「統合失調症」(医学書院刊)という専門書の中で、「メンタルヘルスのカースト制度」と題して、精神医療の世界を 医師を頂点としたピラミッドで論じる原稿を読み、「うまいこというなぁ」と思わず手をたたいたくらい、医師との関係は対等ではない気持ちが強いのです。

でも、そんな私ですが対等に付き合える・率直にものがいえる医療関係者や支援者との出会いにより、家族として反省したことがあります。

「嫌な経験の方が多かったからって、次の出会いもダメだなんて決めつけずに、歩み寄る努力を全力でしておけばよかった」と。

こちらの動き方や接し方(伝え方)次第で、相手も変わる事があると知ったし、母の最後の9ヶ月の治療の期間には、 家族や患者が医療関係者と話し合える場が、今の制度では圧倒的に少なすぎると改めて感じたからです。しっかり意見交換することで、将来への不安感が軽減されるとも実感させられました。

夏苅郁子先生は、母親が統合失調症の児童精神科医です。 こちらのサイトに先生からの挨拶が掲載されていますので、ご覧ください。

夏苅先生が行われる今回の「精神科医の診察能力・態度・コミュニケーション能力についての アンケート」は、「患者と家族」が「医師の接遇や能力」に対して、どう感じているのか?を明らかにし、 集計・分析後は夏苅先生が学会発表や論文などで、精神科医たちにその内容を伝えてくださるそうです。

私は患者と家族の誰しもが、緊張せずに本音で医療関係者と治療にたいして意見出しあえるようになればと願っています。

「こんな言葉や態度は、こんなふうに受け取られていたのか?」

医師達に知ってもらう事で、診察室の空気がやわらかくなるかもしれない。精神科診察の質の向上のための一歩となるよう、アンケートにご協力ください。

※WEBでのアンケートは6月1日からだそうです。