この木を見たときから、柿の葉茶を作ろうと思っていたが、今年ようやく実行にうつせた。
柿の葉にはビタミンCが豊富に含まれていて、血圧を安定させ、美肌にも効果があるそうな。
作り方は(「手づくりのすすめ」自然食通信編集部刊 56ページ参考)
①柿の葉(甘柿でも渋柿でもよい)を6月~10月に採って、洗わずに陰干しする。夏なら一日でよい。
②葉を1センチくらいの厚さに重ねて2~3ミリ幅に包丁で切る。
③蒸し器の湯がよく沸騰したら荒めの布を敷いて、葉を3センチくらいの厚さに手早く入れ、蓋をし、時計を見て、1分30秒蒸したら蒸し器をおろす。
④うちわで葉に水滴が溜まらないように、30秒あおぐ。
⑤再び蒸し器に火をかけて1分30秒蒸す。(1分30秒を2回蒸すこと厳守)蒸しすぎると葉が茶色になり、ビタミンCもそこなわれ効果がなくなるので、青々としているうちに火からおろす。
⑥ザルか、キレイな新聞紙の上に蒸した葉を広げ、風通しのよいところで陰干しにする。
⑦乾燥した柿の葉茶は紙袋に詰め、缶に入れて保存する。
(補足)柿の葉の採取は、夏至の前後1週間の11時~13時が最適だそうな。そして、1分30秒を2回蒸らすのがポイントだそうで、これをしなければビタミンCがなくなるんだって(^^;)最初の陰干しは、晴天で2日、曇天雨天では3日を越すとこれもビタミンがなくなるので注意。
梅雨に入ったので、夏至の前後1週間には1日早いけれど、晴れているうちに採取してみた。柿の葉には、毛虫が多いので要注意! 今日もイラガが1匹いた。
洗わずに陰干しとあったけれど、簡単に洗って1枚1枚拭き、風で水気を飛ばしてみた。
とりあえずは行程①まで終了。2日後に続きの作業予定。